ご寄付のお願い

当院は今年の8月で開院20周年を迎えます。旧須磨赤十字病院と旧神戸赤十字病院が発展的に統合し、阪神・淡路大震災の経験と教訓を踏まえ、大規模災害に対応できるよう兵庫県災害医療センターと一体的に整備が行われ、平成15年8月にHAT神戸に新築移転しました。
開院当初より、日本赤十字社の基本原則である人道・博愛の精神のもと、地域の医療機関と連携し、平成19年には神戸で初となる「地域医療支援病院」として承認を受けました。平成25年には、複数の診療科、多職種の協働によるER・総合診療センター､形成・創傷治療センター､脳卒中センター、心臓血管センター、呼吸器センター､消化器センター､大動脈ステント治療センター､脊椎・四肢外傷センターと8つの専門センターの導入、平成28年には兵庫県指定がん診療連携拠点病院に準ずる病院の指定を受け、当初19科目でスタートした診療科も23科目に増えるなど診療機能の充実を図ってまいりました。
また、赤十字の使命である災害救護については、開院当初から積極的に取り組み、平成16年10月には新潟中越地震、17年4月の福知山線列車脱線事故、平成21年8月の兵庫県佐用町水害、平成23年3月の東日本大震災、平成28年4月の熊本地震、平成30年7月の西日本豪雨、そして令和2年2月のダイヤモンド・プリンセス号救援活動といち早く救護班を派遣してまいりました。
このように当院は地域の皆様や災害に被災された方々の治療や救護に全力で取り組んでおり、これからも、赤十字病院の使命を果たしていきたいと考えております。
そのためには、日々進歩する医療技術に対応できる高度医療機器の整備や20年が経過し老朽化する施設設備のメンテナンスが必要ですが、現在の医療を取り巻く環境は大変厳しいものとなっており、必要な財源の確保に苦慮しております。 私たちは、これからも高度で質の高い医療を通じて、地域医療に貢献していきたいと考えておりますので、皆様からの特段のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

ご寄付の連絡先

税制上の優遇措置

日本赤十字社に対してなされた活動資金のご協力は、税制上の優遇措置が受けられます。

個人として資金を拠出された場合

確定申告の際に、寄付金の全額（ただし、上限は寄付者の年間所得額の40％）から2,000円を差し引いた額が寄付者の年間所得総額から控除されます。

法人として資金を拠出された場合

通常の寄付金の損金算入限度額とあわせて、別枠で算出した特定公益増進法人に対する寄付金の損金算入限度額を損金に算入することができます。