各部
医療技術部 栄養課
医療技術部 栄養課の概要
神戸赤十字病院 医療技術部栄養課では、患者さんの健康を主に食事によってサポートし、病気の改善・治癒を目的に栄養指導等でも教室を設けております。
スタッフ構成
管理栄養士5名、調理師6名の計11名と委託スタッフ
認定資格者一覧
日本糖尿病療養指導士 | 2名 |
病態栄養認定管理栄養士 | 1名 |
NSTコーディネーター | 1名 |
がん病態栄養専門管理栄養士 | 1名 |
がん病態栄養専門管理栄養士指導師 | 1名 |
給食特殊専門調理師 | 1名 |
参加関連学会
- 日本病態栄養学会
- 日本栄養改善学会
- 日本糖尿病学会
業務内容
入院中のお食事
当院の食事について
管理栄養士が献立を作成し、医師の指示に基づいて病状に適した食事を提供しています。
提供食数は600~800食/日で、配膳時間は朝食7時30分、昼食12時、夕食18時以降です。
温冷配膳車で「温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく」提供します。
スパゲティ
ポークカレー
ミートスパゲティ
煮込みうどん
行事食
月に1~2回季節に合わせたイベントメニューを提供しています。
四季折々の食材や調理方法で、入院中であっても季節を感じていただけるように工夫しています。
お正月
節分
栄養管理
栄養指導
疾患によりエネルギーや塩分の調整が必要な方、消化管の手術後で食事に配慮が必要な方、飲み込みに不安のある方などを対象として、医師の指示のもと管理栄養士が食事量や調理方法、食形態などのアドバイスをさせていただきます。
対象疾患:糖尿病、心臓病、腎臓病、消化管術後など様々な疾患に対応しています。
入院栄養指導
入院中のお食事に合わせて、退院後も継続していただけるよう、患者さんのライフスタイルに合わせたアドバイスを心掛けています。
外来栄養指導
各診療科の外来に併せた日時で栄養相談が可能です。ご自宅での食生活を一緒に振り返り、目標設定を行っていきます。
糖尿病教室
毎月、糖尿病教育入院患者さん向けに糖尿病教室を開催しています。医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・臨床心理士・ソーシャルワーカー・管理栄養士など多職種が担当制で講義を行っており、管理栄養士は昼食会を交えた講習やおすすめ料理のご紹介を行っています。
栄養管理
入院中の患者さんで食事が摂れない方に対しては、栄養補助食品の提案や経管栄養や点滴にて栄養管理を行っており、多職種で連携し調整を行っています。
チーム医療
NST
医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士・管理栄養士など多職種が集まり、各専門職種より意見を出し合い、患者さんの栄養状態の確認、栄養必要量の決定、栄養投与経路などを検討し、栄養状態の改善と栄養状態悪化の防止を行うチームです。患者さん一人一人に合った最良の栄養管理を目指します。
褥瘡チーム
褥瘡回診を通じて褥瘡ケアの処置方法や栄養状態の評価、褥瘡予防対策の指導を行い、褥瘡ケアの質の向上を図ります。
その他、糖尿病サポートチーム・緩和ケアチームなどのチーム医療に参画しています。